約一年ぶりにタントタントにてワイン会を開催しました。

 

桜もアッという間に終わり、鴨川添いも鮮やか緑の景色になってきました。
早いものでもう初夏の装いです。

先日、4月15日に約一年ぶりにタントタントにてワイン会を開催しました。
皆さん、齢60を超えてますがよく飲みメッチャ元気です。
私もまだまだ見習わなければいけない!

先輩方の皆さんとは今から30年程前に『イタリア料理研究会』の前身の飲み会で知り合いました。
まだイタリア料理が知名度も低かった頃で、イタメシという言葉が出だした頃でした。

当時の河上さんのお店『ペントラ』や大丸横の『ディボディバ』等で集まりこれからの世の中、フランス料理に追いつくようにイタリア料理をレベルの高い物にして普及していこうと語ったり料理の勉強会などをして、よくワインを飲んでいました。

又色々とイタリア料理のイベントをやったのも覚えています。
若い時の大変貴重な経験でした。

そんな我々も年をとり、最近のもっぱらのテーマは『終わりをどう作るか』又は『どう終わるか』になってきました。

30代、40代の頃は店(商売)をどう広げるか、どういう風に展開していくかを考えて過ごしてましたが、50半ばを過ぎるとどういう形で終わるか、果たして何歳まで調理場に立てるのか。もっぱらこういう話題に変わってきました。

私も50歳になった頃から、この事をすごく考えるようになりました。
当然、元気なうちは何歳になろうと店をしていたい、これは強く思いますが、果たして世間のニーズと年を取っていった自分の感覚や料理がマッチしていくのか…

二年前に高台寺の店を売却しリセットしたのもこの思いが大きな理由の一つです。
私にとっては、ワイン会のメンバーは自分の5年先、10年先を進んでいるいわばお手本であり目標です。

中には死ぬまで料理を作り続ける、調理場で死にたいとここまで言われる方もいますが。さすがに私にはそれは…

自分はどういう風に終わりを作るのか。中々難しいテーマです。
何か愚痴になりましたが、お店再開に向けて頑張ります!